青年海外協力隊に入る方法

青年海外協力隊の実態

 

 

誰もが一度は憧れ、日本青年の鑑(かがみ)とまでいわれている青年海外協力隊の実態はなかなか公にはならないようですが、いくつかのレポートが公開されています。

 

1965年の青年海外協力隊事業開始から現時点で、すでに事故や病気などにより55名の協力隊員の尊い命が失われていますが、この事実は隠蔽され、問題点はいつまでたっても解決されていないのが現状です。

 

1995年、アフリカで国際協力事業団職員が青年海外協力隊員に暴行を加え、瀕死の重傷を負わせるという前代未聞の不祥事も発生し、被害にあった協力隊員は今でも重い後遺症に悩まされているそうです。

 

1997年、アフリカにて女性協力隊員が自宅に押し入った強盗にレイプされ、エイズに感染するという事件が発生しました。この女性はレイプによる精神的苦痛、エイズの恐怖のため今でも自宅にこもったまま社会復帰ができず、一生苦しみと闘うことになるでしょう。

 

1997年、某国の JICA事務所長という責任ある立場にある職員が妻子帯同で赴任しているにもかかわらず、女性協力隊員と不倫関係となり、任期途中にもかかわらず仕事を放棄して日本へ帰ってしまうという事件がありましたが、この国では数ヶ月の間、JICAの責任者不在となり、協力隊員が生活費を支給されず乞食同然の生活を強いられました。

 

これらは氷山の一角であり、現状はもっとひどいものだと推察されます。