青年海外協力隊に入る方法

青年海外協力隊に入るには

 

 

海外青年協力隊に入るための試験には一次試験と二次試験があります。現時点における内容としては、JICAホームページ上に掲載される職種ごとの試験を所定の用紙に解答する書類審査による技術試験と、やはり書類による健康診断が一次試験です。

 

一次試験の際に行う健康診断(血液検査を含む)は自己負担となりますが、一次試験合格後に再診の指示がJICAからあった場合の検診費用は JICAの負担となります。

 

二次試験としては、免除申請者及び対象者を除き英語能力を審査する語学試験と、職種によって実技試験や作品の提出がある個人面接、問診や歯科検診による健康診断があります。

 

また、各国からの要請内容と候補者の希望や履歴等を比較する「マッチング」に際し、要請国の文化や要請内容等に合わないと判断された場合には、技術的に合格基準を満たした者でも不採用となるケースがあります。

 

さらに、技術レベルの高い者が不合格となったり、低い者が合格となったりする場合もあります。

 

健康診断については、日本では健康でも開発途上国の環境下では問題となる場合があるため、判定基準は厳しいものとなっています。

 

開発途上国によって医療水準も異なり、派遣国により健康診断派遣基準は異なります。二次試験の選考結果には「合格」「不合格」の他に「登録」があり、前述の「マッチングに漏れて不採用となった者」の一部は「登録」となり、状況によっては合格に繰り上がることがあります。